【3月10日 AFP】24-25イタリア・セリエAは9日、第28節の試合が行われ、ナポリはフィオレンティーナを2-1で下し、6試合ぶりの勝利を収めて優勝争いへ再スタートを切った。アタランタもユベントスを4-0で圧倒し、タイトル争いに踏みとどまった。

ナポリはロメルー・ルカクが26分に先制点を決めると、60分にはジャコモ・ラスパドーリが追加点を奪取。その後、相手の反撃をアルベルト・グドムンドソンの1点にとどめた。

ナポリはこれで、8日に最下位モンツァから3-2の逆転勝利を収めたインテルとの勝ち点1差を維持している。2季前の王者ナポリは、1月末には首位だったが、直近の5試合でわずかに4ポイントしか獲得できず、インテルを追いかける展開となっている。

アタランタは敵地でユベントスを4-0で粉砕し、インテルとの勝ち点3差を維持した。一方のユベントスは連勝が5試合で止まり、今季2敗目を喫した。

アタランタは前半、相手のハンドで得たPKをマテオ・レテギが決めて今シーズンリーグ最多の22ゴールとすると、マルテン・デ・ローンが後半開始直後に2点目を追加した。

猛攻を続ける中でダビデ・ザッパコスタが3点目を決めると、アデモラ・ルックマンのシュートが相手に当たってゴールに入り、圧勝劇を締めくくった。

4位のユベントスは現在インテルに9ポイント差をつけられており、10日にウディネーゼ戦を控えるラツィオに追い越される可能性がある。(c)AFP