【3月10日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、アーノルド・パーマー招待は9日、米フロリダ州オーランドのベイヒルクラブ&ロッジ(パー72)で最終日が行われ、ラッセル・ヘンリー(米国)が終盤の猛チャージで同胞コリン・モリカワを抜き、通算11アンダーで優勝を果たした。

最終日に2アンダー「70」をマークしたヘンリーは、モリカワとの3打差を上がり5ホールで逆転し、キャリア最大のタイトルとツアー通算5勝目を手に入れた。優勝は2022年にメキシコで開催されたワールドワイド・テクノロジー選手権以来となる。

13ホール終了時点ではモリカワが主導権を握り、ヘンリーは再び惜しくも優勝には届かないように見えたが、14番で一気に2打を縮めて1打差とすると、16番の絶妙なチップインイーグルで逆転。そのまま最終ホールまでリードを保ち、最後はプレッシャーのかかる1.2メートルのパーパットを沈めて優勝を決めた。

モリカワは通算10アンダーで2位。カナダのコーリー・コナーズが最終ラウンドを「71」で終え、2打差の3位に入った。マイケル・キム(米国)が3アンダー「69」で3打差の4位。松山英樹は11打差の22位タイだった。(c)AFP