【3月9日 AFP】24-25イタリア・セリエAは8日、第28節の試合が行われ、首位インテルは最下位モンツァに苦戦しながらも3-2で勝利し、首位をキープした。

今シーズンわずかに勝ち点14ポイントしか獲得していないモンツァを相手に、圧倒的に有利とみられていたインテルだが、前半に2ゴールを先行された。

それでもマルコ・アルナウトビッチのゴールで前半終了間際に1点を返すと、試合を支配してハカン・チャルハノールが64分に同点ゴール。74分にはラウタロ・マルティネスのヘディングシュートが相手DFにわずかに当たってゴールに入り、これが決勝点となった。

昨季王者インテルは、これで9日にフィオレンティーナとのホームゲームに臨む2位ナポリに暫定で勝ち点4差をつけた。ナポリが直近5試合で4分1敗と調子を落としている中で、苦しみながらもプレッシャーをかけ続けている。

ACミランも下位レッチェ相手にほぼ同じ展開を強いられたが、クリスティアン・プリシッチの2ゴールなどで3-2の逆転勝利を収め、4連敗の屈辱を避けた。

正守護神マイク・メニャンが出場停止の中、ミランは相手に2点を先行されて60分を過ぎた。

それでも68分にアントニーノ・ガッロのオウンゴールで希望が生まれると、5分後にプリシッチがPKから同点ゴール。最後はプリシッチが試合終了9分前に2ゴール目を決め、2月15日以来の勝利をチームにもたらした。(c)AFP