【3月6日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は5日、女子W杯の開催地について2031年大会は北米かアフリカ、35年大会は欧州かアフリカの国に限定すると発表した。これを受け、日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は6日、31年大会招致の可能性が消滅したことについて「非常に残念」とコメントを発表した。

宮本会長は昨年行われたAFPのインタビューで、31年大会の招致に意欲を見せていた。

宮本会長は声明で、「2031年の女子W杯招致を目指していた私たちには非常に残念な知らせです」とした上で、「今回の決定にかかわらず、日本で女子サッカーを拡大していく、女子サッカーの人口を増やし、競技レベルの向上を目指していく考えに変わりはありません」と述べ、今後は39年大会以降の招致も視野に入れていくとした。

日本女子代表は11年のドイツW杯で優勝したが、米国に次ぐ準優勝となった15年のカナダ大会を最後にW杯ではベスト4以上がない。

次回の27年大会はブラジルで開催される。(c)AFP