インテル・マイアミ、メッシ休養も敵地で快勝
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【3月3日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は2日、各地で試合が行われ、インテル・マイアミはリオネル・メッシが休養を取ったが、ヒューストン・ダイナモに4-1の快勝を収めた。テラスコ・セゴビアが2得点を挙げた。
マイアミのハビエル・マスチェラーノ監督は、シーズン序盤の過密スケジュールを考慮してメッシをフロリダに残すことを決めたが、チケットを購入した観客は、アルゼンチン代表でW杯を制したメッシを見る機会を逃したことに不満を抱いた。そのためヒューストンは、メッシ欠場に対する補償として、今シーズンの別の試合の無料チケットをファンに提供したが、残念ながらチームの守備も気前が良すぎた。
ヒューストンが後方から組み立てようとする中、マイアミはプレスをかけ、ベンジャミン・クレマスキがボールを奪うと、ルイス・スアレスを経由してセゴビアがゴールを決めた。
ヒューストンは気落ちせずに多くボールを保持したが、37分にカウンターアタックからタデオ・アジェンデに左足の強烈なシュートを決められ、2点目を許した。
3点目は前半終了間際、ヤニック・ブライトが中盤でボールを奪い、前方に持ち運んでからサイドのスアレスにパス。最後はスアレスの折り返しを受けたセゴビアが相手DFとの競り合いを制してコーナーにシュートを決めた
79分にはスアレスが切り返しでマーカーをかわしてボックス内に進入し、強烈な左足のシュートで4-0とした。
この日の内容は、昨年のレギュラーシーズンで最多勝利を挙げてサポーターズ・シールドを獲得したマイアミが、今季もイースタン・カンファレンスの支配的なチームであることを示唆するものだった。
昨季王者のロサンゼルス・ギャラクシーは、バンクーバー・ホワイトキャップスに1-2で敗れ、開幕2連敗を喫した。(c)AFP