トランプ氏 米球界永久追放の故ピート・ローズ氏を恩赦へ
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【3月2日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は2月28日、米大リーグ(MLB)の元名選手で、野球賭博により永久追放され、その後脱税でも収監されたピート・ローズ氏に恩赦を与える意向を明らかにした。
トランプ氏は、MLB歴代最多安打記録保持者で昨年83歳で亡くなったローズ氏を、米国野球殿堂に入れるべきだという自身の主張を改めて強調。自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「今後数週間で、ピート・ローズの完全な恩赦に署名する予定だ。彼は野球で賭博をすべきではなかったが、彼が賭けたのは自分のチームの勝利だけだった」と記し、「至る所で衰退している野球は怠けた尻を持ち上げて、ピート・ローズを、遅すぎるにしても、野球殿堂に選出すべきだ」と付け加えた。
「チャーリー・ハッスル」というニックネームを持つローズ氏は、最多4256安打を含む数々のMLB歴代最多記録を残した。しかし、1989年にシンシナティ・レッズの監督在任中に試合に賭けたことで、米野球界から永久追放された。
その2年後、野球殿堂は永久追放のリストに載っている選手を選考から除外する決定を下したため、ローズ氏は殿堂入りの道を断たれた。
長年にわたり野球賭博を否定していたローズ氏だったが、2004年にレッズの試合に欠けていたことを認め、常に自分のチームの勝利に賭けていたと明かしている。ローズ氏はまた、90年から91年にかけて、脱税の罪で5か月間服役した。(c)AFP