【2月27日 AFP】サッカー元コートジボワール代表FWのディディエ・ドログバ氏と元ガーナ代表のミカエル・エシアン氏は26日、トルコ1部リーグのガラタサライから人種差別的発言をしたと非難されているフェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督を擁護した。

モウリーニョ監督は、24日のイスタンブールダービー後に、相手側ベンチが「猿のように跳びはねていた」と発言したと伝えられており、ガラタサライは刑事訴訟を起こすと発表している。一方でフェネルバフチェ側は、モウリーニョ監督のコメントが「文脈から外れて」おり、「意図的に歪曲(わいきょく)されている」と述べた。

モウリーニョ監督の下、イングランド・プレミアリーグで連覇を達成したチェルシーで主力選手だったドログバ氏はX(旧ツイッター)に、「最近のジョゼ・モウリーニョに関するコメントを目にした。25年間ジョゼを知っている私が言うのだから、信じてほしい。彼は人種差別主義者ではなく、(過去と最近の)歴史がそれを証明している」と投稿。ガラタサライでもプレーしたドログバ氏はまた、「私の『父』が人種差別主義者であるはずがない」と付け加えた。

エシアン氏もまた、かつての指揮官を後押しし、Xとインスタグラムにモウリーニョ監督、ドログバ氏と一緒に写った古い写真を投稿し、三つのハートマークを添えた。(c)AFP