【2月27日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の2025年シーズン合同テストは26日、バーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキットで初日が行われ、マクラーレンのランド・ノリスが最速タイムを記録した。

テストは午後のセッションが停電のため約1時間中断するアクシデントがあり、ピットレーンとサーキットは暗闇に包まれた。気温は予定より低く、予期せぬ雨も降った。

午前中のセッションでは、今季からフェラーリに加入した総合優勝7回のルイス・ハミルトンに注目が集まった。

ハミルトンは70周を走行し、全体では13番手のタイムで初日を終えた。ハミルトンは「われわれの目的はできるだけ多くのテストを行い、最大限のデータを収集し、車に慣れること」「自分もすでに多くを学んだ。まだパフォーマンスについて話すのは時期尚早だが、すでに感覚は良い」と話した。

午前最速はキミ・アントネッリ。フェラーリに移籍したハミルトンの後任としてメルセデスAMGに加わった18歳は1分31秒428をマークした。

午後のセッションに登場したノリスが、1分30秒430で全体最速だった。メルセデスのジョージ・ラッセルが0秒157差で2番手、レッドブルの4連覇中の王者マックス・フェルスタッペンが0秒244差の3番手。フェラーリのシャルル・ルクレールが4番手、ウィリアムズのカルロス・サインツ・ジュニアが5番手に続いた。(c)AFP