モウリーニョ監督が「人種差別発言」か ガラタサライが非難
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【2月25日 AFP】サッカートルコ1部リーグのガラタサライは24日、ライバルのフェネルバフチェを率いるジョゼ・モウリーニョ監督(62)が「人種差別的な発言」をしたとして非難する声明を発表した。
ガラタサライが具体的にどの発言を指しているかは不明で、モウリーニョ監督もこれまでのところ疑惑に対して公に反応していない。
モウリーニョ監督は0-0の引き分けに終わったイスタンブールダービー後に、ホームのガラタサライ側のベンチが「猿のように跳びはねていた」と発言したと伝えられている。また、トルコ人の審判を繰り返し批判したとも報じられている。
ガラタサライは声明で、「モウリーニョ監督はトルコで監督職に就いて以来、トルコの人々に対して継続的に侮辱的な発言をしてきた」と指摘した上で「本日の彼の発言は、単なる非道徳的なコメントを超えて、明らかに非人道的な表現までエスカレートした」と主張。刑事告訴を行い、欧州サッカー連盟(UEFA)と国際サッカー連盟(FIFA)にも提訴する意向を示した。
この件についてフェネルバフチェ側はコメントしていない。(c)AFP