【2月22日 AFP】米大リーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキースは21日、ひげに関する球団の方針を変更し、選手が「整えられたひげ」を生やすことを認めると発表した。同球団では1970年代から長らく口ひげ以外のひげが禁止されており、今回の動きはまさに衝撃的であるものの、現在の風潮に直面せざるを得なかったとみられる。

ヤンキースのマネジング・ゼネラルパートナーを務めるハル・スタインブレナー氏は声明で、今回の方針転換について、「ここ数週間にわたり、現役から元ヤンキースの選手まで広い世代にわたる大勢の人々と話し、ひげと身だしなみに関する長年のポリシーについて意見を聞いた。彼らの真摯(しんし)で多様なフィードバックに感謝している」「最終的な決定は私に委ねられ、慎重に検討した上で方針を修正し、今後は選手やユニホームを着用するスタッフが整ったひげを生やすのを認めることにした」と述べた。

ヤンキースの方針変更に関し、スタインブレナー氏は球団の強打者アーロン・ジャッジをはじめ、指名打者のジャンカルロ・スタントンやゲリット・コール投手と話をしたという。

コールは、「適切だと思う。理にかなっている」「見た目やきちんとした身なりを保ちながらも、ある程度の個性が認められ、カミソリ負けも減らせる」と歓迎した。

ヤンキースではこれまで、チームに加入する選手は顔にたくわえたひげをそる必要があった。この方針は、元オーナーの故ジョージ・M・スタインブレナー氏が球団を買収したときにさかのぼる。

同氏は選手個々の顔を認識していなかったと思われるが、長いもみあげや長髪、そして無精ひげに不満を持っていたという。(c)AFP