【2月20日 AFP】男子テニス、カタール・エクソンモービル・オープンは19日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)は予選勝者のルカ・ナルディ(イタリア)を6-1、4-6、6-3で退け、準々決勝に進出した。

第1セットを奪い、第2セットも4-1とリードしたところから5ゲームを連取されてフルセットに持ち込まれたが、最後は最終セット第4ゲームでブレークに成功し、そのまま勝利を収めた。

アルカラスはナルディの反撃について「彼は何本か良いポイントをプレーしてから、世界ナンバーワンのようなテニスをしてきた」「こちらは何もできず、とにかく踏ん張って、気持ちを強く保つしかなかった。ひょっとしたら自分の出力も少し下がっていたが、彼をたたえないといけない」と話し、第3セットでは切り替えて立て直すことができたと振り返った。

準々決勝ではイジー・レヘチカ(チェコ)と対戦する。

第2シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)も6-4、6-4でボティク・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を下し、3大会連続の準々決勝進出を決めた。

次は第5シードのアンドレイ・ルブレフと激突する。2020年大会覇者のルブレフはヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)に6-3、6-4で勝利した。

2023年大会の王者で第4シードのダニール・メドベージェフは6-2、6-1でジズー・バーグス(ベルギー)に快勝した。(c)AFP