女王サバレンカも敗退 上位陣が相次ぎ姿消す ドバイ選手権
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【2月20日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権は19日、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング1位で大会第1シードのアリーナ・サバレンカは3-6、2-6で同38位のクララ・タウソン(デンマーク)に敗れ、ベスト16で敗退となった。
今季のサバレンカは初戦のブリスベン国際を制すと、全豪オープンでは3年連続の決勝に進出するなど好調なスタートを切ったが、その後の中東遠征では調子を落とし、前週のカタール・オープンでも初戦敗退に終わっている。
試合後には「ハングリー精神が欠けているように感じる」と漏らし、「頭の中がぐちゃぐちゃで、コート上での一貫性がない。少し間違った判断を下してしまっているし、気持ちの面でもベストの状態でない」と話した。
22歳のタウソンにとっては、トップ5の選手から挙げたキャリア初の勝利となった。準々決勝では、第5シードのジェシカ・ペグラ(米国)を6-3、7-6(10-8)で破ったリンダ・ノスコバ(チェコ)と対戦する。
この日は第4シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)と第7シードの鄭欽文(中国)も敗れるなど、その他のシード選手にとっても厳しい一日となった。
連覇を狙ったパオリーニは4-6、0-6のストレートでワイルドカード(主催者推薦)のソフィア・ケニン(米国)に敗れ、鄭も2回戦でペイトン・スターンズ(米国)に6-3、4-6、4-6で逆転負けした。
前日には第3シードのココ・ガウフ(米国)も姿を消しており、上位5シードで勝ち残っているのは第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)のみとなった。
シフィオンテクはダイアナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)を7-5、6-0で退け、準々決勝に進出した。(c)AFP/Reem ABULLEIL