【2月19日 AFP】男子テニス、カタール・エクソンモービル・オープンは18日、シングルス1回戦が行われ、大会第3シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）はマッテオ・ベレッティーニ（イタリア）に6-7（4-7）、2-6で敗れて初戦敗退となった。

ジョコビッチにとっては、途中棄権した1月の全豪オープン準決勝以来の試合だったが、万全ではなかったものの体の状態が問題ではないと話した。

「きょうはただ、より優れた選手に打ち負かされた」と言ったジョコビッチは、「確かに、望んでいたレベルには達していなかったし、まだ思うように動けていないかもしれないが、痛みなくプレーできたので、それが言い訳にはならない」とコメントした。

「正直に言って、彼は戦術的に素晴らしい試合をしたし、サーブも非常に良かったので、彼の勝利は非常に正当なものだと思う」

またジョコビッチは、アンディ・マレー氏が「無期限に」自身のコーチを続けることに合意したと明かしたが、スタイルを大幅に変更するつもりはないと語った。

「他の選手と同じように、自分のテニスを改善しようとしている。しかし、今から劇的に変わることはない」とジョコビッチは言い、「私のテニスはこれで、コアは同じままだ」と述べた。

「けがが増えている。10年前、15年前とは違う。毎日体をケアしているが、今は間違いなく以前より難しくなっている。それでも、状況に応じて最善を尽くしている」

第2シードのアレックス・デミノー（オーストラリア）はロマン・サフィウリンに6-1、7-5でストレート勝ち。第4シードのダニール・メドベージェフはロシアの同胞で前回覇者のカレン・ハチャノフを4-6、7-5、6-3で下し、第5シードのアンドレイ・ルブレフはアレクサンダー・バブリクを6-3、6-4で退けた。(c)AFP