【2月18日 AFP】イランの首都テヘランで、同国のさまざまな「音」を集めた展示会が開かれた。

「サウンドスケープ」展と題されたこの展示会は、テヘラン中心部にある築100年が経過した建物で行われた。

会場ではイランの音楽やスピーチ、インタビュー、演劇、ラジオ放送、そして日常生活の音まであらゆる音を聞くことができる。大勢の来場者が、装置や機械を使って録音を聞いていた。

ある学生は「懐かしい曲があった。子どもの頃に朝食をとっている時、祖母の家でその曲がよく流れていた」と話した。また63歳の男性は「若い世代の人々にとっては、イランの伝統音楽や芸術がどうやって生まれたのかを学べる場所になっていて良いと思う」と話した。

展示会を主催したチームは、100年以上前から現在に至るまでのイラン国内のあらゆる「音」を何か月もかけて集めたという。

映像は4日撮影。(c)AFP