【2月17日 Xinhua News】中国西蔵自治区はこのほど開いた生態環境保護活動会議で、自治区が2024年、良好な生態環境を維持し、環境安全性が持続的に安定したと明らかにした。大気質の「優良」率は99・7%、水質が「3類(水質基準5段階の3番目)」以上の主要河川・湖沼の割合、飲料水水源地の水質基準達成率はいずれも100%となった。

 自治区生態環境庁の汪暁冬(おう・ぎょうとう)庁長によると、汚染対策では河川の下水排出口の規範化整備を進め、128カ所の登録とモニタリングを完了。河川流入水の水質基準達成率は100%となった。623村に生活汚水処理施設を新設し、農村の生活汚水処理(管理)率を51・9%に引き上げた。また、20県に生活ごみ処理施設を新設したほか、ラサ市の焼却発電所(第2期)と日喀則(シガツェ)市の生活ごみ・セメントキルン共同処理プロジェクトの試験運用が始まり、1日当たりごみ処理能力が1200トン増えた。(c)Xinhua News/AFPBB News