【写真特集】ハルビンから漠河へ、中国黒竜江省最北の鉄道旅
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【2月10日 Xinhua News】中国黒竜江省にある国内最北の鉄道駅、漠河駅。駅前広場には森林をテーマにした待合室がある。静かに暖を取ったり、携帯電話を充電したり、ゲームをしたりと、利用客は思い思いに過ごす。
ハルビンからこの地を目指す列車は、同国で最も寒い地域を走るため「雪国列車」として知られる。片道1196キロメートルの道中、乗務員は夜間巡回や清掃のほか、列車の給水・給電を確保し、車内温度の維持に努める。
少数民族オロチョン族の人々が車中で乗客に伝統民族工芸を紹介する「民族無形文化遺産列車」も運行された。文字通りの温かいもてなしが、氷雪観光の人気を支えている。(c)Xinhua News/AFPBB News