【1月24日 AFP】国際自動車連盟(FIA)が22日、ドライバーによる悪態や競技規定違反を罰するための新しいガイドラインを発表した。これにより、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のドライバーは罰金やポイント減点の可能性に直面している。

ドライバーの悪態に関して2024年シーズンに初めて規則が厳格化された際には、選手権4連覇の世界王者でレッドブルに所属するマックス・フェルスタッペンを筆頭に、多くのF1ドライバーから批判の声が上がった。しかし、FIAは今回さらに踏み込むことを決断した。

同日夜に発表した声明文で、FIAは不正行為の定義を「攻撃的、侮辱的、粗野、無礼または虐待的、および粗野または無礼、あるいは不快、侮辱または不適切であるとみなされたり合理的に予想されたりする言語(書面または口頭)、ジェスチャー、および/またはしぐさの一般的な使用」と記した。

さらには、「暴行(肘打ち、蹴り、パンチ、殴打など)」および「上記のいずれかを扇動すること」も含まれていた。

制裁の規模として、罰金の額は初犯が1万~1万5000ユーロ(約163万~約244万円)、再犯が2万~3万ユーロ(約325万~約488万円)、さらに繰り返した場合は3万~4万5000ユーロ(約488万~約732万円)となっている。

しかし、これらの金額はF1ドライバーが4倍、世界ラリー選手権(WRC)やFIA世界耐久選手権(WEC)の競技者が3倍、各地域選手権の参加者は2倍に増加される。

昨季のF1では、フェルスタッペンが記者会見での暴言で社会奉仕活動を命じられており、フェラーリのシャルル・ルクレールも同様の違反で罰金1万ユーロを科された。(c)AFP