【1月23日 Xinhua News】中国工業情報化部の謝存(しゃ・そん)情報通信発展司長は21日、国務院新聞(報道)弁公室が開いた「中国経済の質の高い発展成果」に関する記者会見で、国内の5G(第5世代移動通信システム)基地局が425万カ所となり、ギガビット級の回線速度を利用するユーザーが2億を超えたと明らかにした。全国各県に1Gbps(ギガビット毎秒)のインターネット回線、各郷に5Gが普及した。

 24年は新型情報インフラ整備が持続的に強化され、情報通信業の近代化が加速。ネットワークの基本能力、技術産業の実力などが大きく向上した。

 謝氏は25年の計画について、ネットワークの進化と高度化を推進し、ギガビット級光回線と5Gからなる「デュアルギガビット」ネットワークの高度化政策を整備し、10ギガビット光回線を試行的に配置すると表明。融合的応用の高度化を推進し、次世代情報技術の全方位、全チェーン的な普及と応用を加速させるほか、イノベーション能力を高め、5Gの進化と6G(第6世代移動通信システム)の技術イノベーションに対する投資を増やし、電気通信事業の開放を適時拡大する考えを示した。(c)Xinhua News/AFPBB News