【12月7日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)が、クリーブランド・ブラウンズのQBデショーン・ワトソン(29)をめぐる性的暴行疑惑に関し、規則に違反した証拠が不十分であると判断して調査を打ち切ったと、同国メディアが6日に報じた。

NFLは今年9月、ワトソンが2020年10月に米テキサス州にある女性のアパートで性的暴行に及んだとの訴訟が起こされたことを受けて調査を開始していた。

ワトソンは弁護士を通じて疑惑を「強く否定」したが、リーグは同選手がNFLの行動規定に違反したかどうか確認するための調査に踏み切った。報道によると、訴訟問題は後日解決されたという。

NFLの広報担当者は、クリーブランドのテレビ局WOIOに対し、「個人行動規定の違反を認定するための十分な証拠がなかった」と説明した。

2021年シーズンを全休したワトソンは、ヒューストン・テキサンズ在籍時に有料マッサージの最中に性的暴行および不適切な行為に及んだとして20人以上の女性から民事訴訟を起こされ、翌シーズンは11試合の出場停止処分を受けた。その後、告発した23人の女性とは和解し、刑事告発は一切されなかった。

2023年シーズンはけがに見舞われわずか6試合の出場にとどまっていたが、ブラウンズとの契約3年目にあたる今季も10月に右アキレス腱(けん)を断裂して早期終了となった。(c)AFP