元UFC王者マクレガー、レイプ裁判で訴訟費用の全額負担命じられる
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【12月6日 AFP】アイルランドの総合格闘家コナー・マクレガー(36)は5日、レイプ被害を訴えられていた民事裁判において、勝訴した原告女性に訴訟費用を支払うよう、同国ダブリンの裁判所から命じられた。
判事は、マクレガーが12日間にわたる裁判の費用を全額支払う必要があるとの判断を下した。地元メディアによると、費用は約150万ユーロ(約2億4000万円)に上るという。
ダブリンの高等裁判所で行われた先月の陪審裁判では、原告のニキータ・ハンドさん(35)への24万8603ユーロ(約3940万円)の損害賠償が認められた。
裁判では、2018年12月にダブリンのホテルでハンドさんを「残忍にレイプし、殴打した」とされるが、マクレガーは合意の上の性行為だったと主張した。
ハンドさんはマクレガーとの裁判では陪審員を味方につけたものの、別の男性を相手取った暴行訴訟では敗訴した。
マクレガーは総合格闘技団体「UFC」において史上最高のスター選手の一人であり、かつてフェザー級とライト級のタイトルを保持していた。
今回の民事裁判の判決後、マクレガーはX(旧ツイッター)で上訴する意向を示した。(c)AFP