【11月15日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)伝統のモナコGP主催者は14日、6年間の契約延長に合意して2031年までのレース開催が決まったと発表した。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に襲われた2020年を除き、モナコ公国では1955年から毎年モンテカルロの市街地コースでF1が開催されている。

開催時期は例年、インディカー・シリーズのインディアナポリス500と同時期の5月末が伝統となっているが、26年からは6月上旬に行われることも明らかにされた。

世界三大レースの一つとして知られるモナコGPだが、道幅が狭く全長約3.3キロメートルのコースではオーバーテークの機会がほとんどないため、ファンにとっては最もエキサイティングなレースとは言い難いものとなっている。

今年の同GP決勝では、予選で確定したトップ10のグリッドそのままの順位でフィニッシュした。レースはフェラーリのモナコ人ドライバーであるシャルル・ルクレールが、2018年のF1デビュー以降初めて母国レースで待望の勝利を飾った。

F1創設75周年を迎える2025年シーズンのモナコGPは、5月23日から25日に開催される。(c)AFP