【11月6日 AFP】ロードレース世界選手権を主催するドルナ・スポーツは5日、次週行われる今季最終戦をスペイン・バルセロナで開催すると発表した。洪水被害を受けた同国バレンシアでのグランプリが中止となったことを受けての措置となる。

ドルナは、11月15日から17日の最終戦について「バルセロナのカタロニア・サーキットで、当初の日程通りに行われ、選手権の総合優勝はそこで決定する」と説明した。

スペインでは近年で最悪規模の自然災害がバレンシアで起こったことを受け、ライダーたちは犠牲者のことを考えてバレンシア以外の会場でのレース開催を要請。1日に中止が決まっていた。

MotoGPクラスの総合争いでは、プラマック・レーシングのホルヘ・マルティンがドゥカティ・レノボ・チームの前回王者フランチェスコ・バニャイアに24ポイント差をつけて最終戦を迎える。

バルセロナでは5月にカタルーニャGPが開催されており、そのときはバニャイアがマルティンを抑えて優勝している。(c)AFP