ラグビーの20分レッドカード、秋のテストマッチシリーズで試験導入
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【10月19日 AFP】シックスネーションズ・ラグビー(Six Nations Rugby)は18日、悪質なファウルに提示される「20分レッドカード」を、11月に行われるテストマッチのオータム・ネーションズシリーズで試験導入する方針を明らかにした。
20分間のレッドカードはすでに今季の南半球4か国対抗戦ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2024)で試験導入されており、選手がレッドカードで退場になっても20分後に別の選手を交代で投入することが認められるルールとなっている。
南半球と北半球の強豪国が激突するオータム・ネーションズシリーズでは、故意および危険な反則を犯した選手に対して退場処分を宣告する権限を審判は保持することになっている。
シックスネーションズ・ラグビーは声明で、「レッドカードのバリエーションにより、故意で危険な反則を犯したとみなされた選手は、完全な制裁に続いて懲戒手続きを受けることになり、そのチームは14人で残りの試合時間をプレーする」「審判はテクニカルファウルに対して20分間のレッドカードを提示するオプションを持つ。この規則の試験導入はオータム・ネーションズシリーズで実施される」と述べている。
この新たな提案に関し、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドのラグビー協会が支持している一方で、特にフランスとアイルランドは反対の姿勢を示している。アイルランドラグビー協会(IRFU)はこの日、「ワールドラグビーが提示している20分レッドカードの永久的な採用は支持しない」と主張した。
11月に試験導入されるその他の規則では、キッカーがペナルティーやコンバージョンを蹴る時間が60秒以内に制限される。コンバージョンの場合はトライが決まった直後にカウントが開始される。この制限を超えた場合、コンバージョンキックは無効となり、ペナルティーキックは相手チームにスクラムが与えられる。
さらには、スクラムとラインアウトにも時間制限が設けられ、審判がマークを行ってからそれぞれ30秒以内にセットプレーの隊形を組む必要がある。(c)AFP