ポガチャルがロードレース男子制覇で「3冠」達成 自転車世界選手権
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【9月30日 AFP】自転車世界選手権大会(2024 UCI Road World Championships)は29日、エリート男子ロードレース(チューリッヒからチューリッヒ、273.9キロメートル)が行われ、タデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)が優勝。1987年以来となるツール・ド・フランス(Tour de France)とジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia)、世界選手権の同一年3冠を達成した。
ポガチャルはチューリッヒを周回するコースを6時間27分30秒で走り、ベン・オコナー(Ben O'Connor、オーストラリア)を34秒差の2位、ワンデーレースのスペシャリストであるマチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel、オランダ)を58秒差の3位に抑えた。
このレベルではめったに見られない異例の長距離アタックを成功させたポガチャルは、1987年のステファン・ロシュ(Stephen Roche、アイルランド)、1974年のエディ・メルクス(Eddy Merckx、ベルギー)に続く3冠を達成し、歴史に名を刻んだ。
残り100キロ地点からいきなり単独でのアタックを仕掛けると、逃げ集団から合流してきた同胞ヤン・トラトニク(Jan Tratnik、スロベニア)のアシストを受けながら先頭に立ち、最後までそのポジションを譲り渡すことなくフィニッシュした。
ポガチャルは「ばかげたアタックに見えたかもしれないが、僕がここに来たのは勝つためで、運よくそれを達成できた。最後まで諦めなかった」とコメント。「これまで目標にしていたのはツール・ド・フランスで、世界選手権のタイトルではなく、それもあってこれまでは一度も勝てなかったが、今年はすべてがうまくはまった」と喜んだ。(c)AFP