【9月12日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)を統括する国際自動車連盟(FIA)は11日、パワーユニット(PU)メーカーのホンダ(Honda)とアルピーヌ(Alpine)に昨季、コスト上限の規則違反があったと発表した。F1に参戦する全10チームは規則を遵守した。

 FIAは両メーカーについて「手続き上の違反」が認められたが、コスト上限は超過していないと説明し、どちらも「常に誠実に行動し、本件の最終的な解決に向けて協力している」とした。手続き違反の詳細は明かさなかった。

 F1のコスト制限は、競技の持続性と経済力が異なるチーム間の競争力の格差を埋める目的で2021年から導入され、昨季は1億4040万ドル(約200億円)に上限が設定されていた。(c)AFP