韓国PIOLINK、「JapanIT Week」で「ゼロトラスト」ベースのソリューション披露

【04月25日 KOREA WAVE】

韓国のクラウドデータセンターの最適化ソリューションを開発する専門企業「パイオリンク（PIOLINK）」は24日、東京ビッグサイトで26日まで開催される日本最大規模のIT・DX展示会「JapanIT Week」に参加すると明らかにした。パイオリンクはゼロトラストセキュリティとクラウド管理型有・無線ネットワーキングソリューションである「TiFRONT」で日本市場への進出に力を入れる。

ゼロトラストとは、守るべき情報にアクセスする「すべてを信用しない」ことを前提に安全対策を講じるという考え方。

日本はパイオリンクの主要な輸出国だ。昨年に続き今年も「IT Week」に参加し、TiFRONTクラウド「セキュリティスイッチ」と「セキュリティAP」の新たなラインナップを紹介し、「TiFRONTZT」で内部ネットワークのゼロトラスト環境を披露する。セキュリティソリューションの連動に向けた日本企業との契約や新たな市場進出も目指している。

パイオリンクのチョ・ヨンチョル代表は「高齢化や高賃金、地理的特性でクラウドIT管理サービスが持続的に成長すると予想する。日本政府もゼロトラストの実現に力を入れ、ネットワークとセキュリティ市場が高度化している。今回の展示会参加を通じ、日本で事業の影響力をよりいっそう拡大したい」と話した。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News