【3月6日 AFP】ナイジェリア北東部ボルノ(Borno)州で先週、イスラム過激派組織による集団拉致事件が発生し、少なくとも47人の女性が行方不明となっている。

 対立する民兵組織の指導者らは5日、イスラム国(IS)系の過激派組織「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」による犯行だとAFPに語った。

 民兵組織の指導者シェフ・マダ(Shehu Mada)氏によると、カメルーン国境に近いヌガラ(Ngala)にある避難民キャンプの女性たちが薪を集めていたところ、「ISWAPの戦闘員」に拘束された。

 被害者数の把握を手伝ったマダ氏は「一部の女性は逃げ帰ることができた」「薪拾いに出かけた女性のうち、47人の行方が分からない。イスラム過激派に拉致された」と話した。

 別の民兵組織の指導者ウスマン・ハムザ(Usman Hamza)氏も「過激派に急襲された後、47人の女性が帰って来ていない」と認めた。

 ボルノ州警察によると、襲撃は1日午後4時頃に起きた。拉致された人数も、現在拘束されている人数も正確に把握できていないという。

 ヌガラの情報当局者は、不明者の数はさらに多いとする報告を受けていると述べた。

 ボルノ州はイスラム過激派による反政府活動の中心地となっており、2009年以降、4万人以上が死亡し、約200万人が避難民となっている。(c)AFP