【2月11日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2024)は10日、第2節の試合が行われ、フランスはテレビジョン・マッチ・オフィシャル(TMO)による微妙な判定に助けられ、スコットランドとの肉弾戦に20-16で勝利した。

 スコットランドはラストプレーで勝利をつかんだかに見えたが、主審はラインを越えたボールがフィールドに触れていなかったとしてノートライの判定。さらにTMOによる長時間の検証でも、主審の判断を覆す決定的な根拠は見つからなかった。

 フランスは開幕戦でアイルランドに17-38で敗れ、この日もベストの状態にはほど遠かったが、ファビアン・ガルティエ(Fabien Galthie)ヘッドコーチ(HC)への重圧を和らげる白星を挙げた。

 一方でスコットランドのフィン・ラッセル(Finn Russell)は、「今夜はフランスが勝利したが、最後のあれはトライだったと思う」と話したが、土壇場の場面以上に、フランスが1人少なくなった時間に得点できなかったことが悔やまれる試合になった。ラッセルも「審判に試合を決めさせてはいけない。自分たちでもっといいプレーをして、こういう試合を勝てるようにしなければ」と話した。(c)AFP/Kieran CANNING