【1月23日 AFP】ラグビーフランスリーグ・トップ14のラシン92(Racing 92)は22日、昨年のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)までイングランド代表の主将を務めたSOオーウェン・ファレル(Owen Farrell)が、来季から2年契約で加入すると発表した。

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 32歳のファレルは、フランスW杯後にメンタルヘルスを理由に代表活動を休止し、来月開幕する欧州6か国対抗戦のシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2024)も欠場することになっている。

 イングランド代表は国外を拠点とする選手を原則選出できないことになっているため、ファレルは今回の決断により招集不可になる可能性が高い。

 ファレルと同じSOのポジションでは、過去にも元ニュージーランド代表のダン・カーター(Dan Carter)氏やアンドリュー・マーテンズ(Andrew Mehrtens)氏といったトップ選手がラシンに在籍し、スコットランド代表の司令塔フィン・ラッセル(Finn Russell)も昨季まで5年間プレーした。

 現在はイングランド代表のヘンリー・アランデル(Henry Arundell)やW杯連覇を果たした南アフリカ代表の主将シヤ・コリシ(Siya Kolisi)らスター選手がすでに所属している。(c)AFP