【1月17日 AFP】ラグビーウェールズ代表のWTBルイス・リース・ザミット(Louis Rees-Zammit)が16日、アメリカンフットボールに挑戦し、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)入りを目指すと電撃表明した。

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 22歳のリース・ザミットは、ウェールズ代表やブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)で活躍するラグビー界の新鋭の一人で、これまでにウェールズ代表で32キャップを記録。昨年のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)にも出場し、5トライを挙げた。

 今週にも米フロリダに飛び、米国外を拠点とするアスリートのNFL入りを可能とする「インターナショナル・プレーヤー・パスウェイ(IPP)」と呼ばれるプログラムに参加する。

 リース・ザミットは、NFL挑戦は「一生に一度」の機会だとしつつ、2月開幕の欧州6か国対抗戦シックスネーションズ(Six Nations Rugby 2024)は欠場することになるが、必ずしもラグビーを引退するわけではないと強調した。

 今シーズンのNFLは現在プレーオフが行われている最中のため、リース・ザミットは9月から始まる来シーズンまでにNFLチームの登録メンバー入りを目指すことになる。(c)AFP