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【01月01日 KOREA WAVE】韓国で農業従事者はそれ以外の職業に就いている人より事故によるけがなどの「有病率」が高いことが延世(ヨンセ)大学などのチームの研究でわかった。特に女性の有病率がほぼすべての疾患で男性より高かった。

延世大学原州(ウォンジュ)医科大学のカン・デヨン教授と農村振興庁などの研究チームは、農業従事者167万9293人と非農業従事者361万9252人に対する2018~2019年国民健康保険公団の資料を分析した。

非農業従事者と農業従事者を比較すると、運輸事故・転倒(墜落)のような事故で負傷する有病率がそれぞれ10万人当たり222人と361人で、農業従事者の有病率が1.62倍高かった。

このほか▽中毒や外因による疾患▽精神や行動障害▽神経系統の疾患▽筋骨格系統や結合組織疾患――などでも農業従事者の有病率が高く現れた。

研究チームは「農業従事者は機械をよく使い、家畜の飼育や果樹の作業などをする時、はしごを使うことが多いので、交通事故や機械によるけが、転倒などに遭う可能性が高い」と話した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News