【12月31日 KOREA WAVE】
ATTRAKT提供(c)NEWSIS
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韓国の芸能事務所ATTRAKTがこのほど、所属していたガールズグループ「FIFTY FIFTY(フィフティフィフティ)」の元メンバー3人らを相手取り、専属契約違反の損害賠償と違約金など計130億ウォン(約14億3600万円)の支払いを求める訴訟を起こした。

相手は元メンバーのセナ、シオ、アランとその親に加え、フィフティフィフティの専属契約破棄に関与したとみられる3人。

ATTRAKTは「算定した損害賠償額と違約金は数百億ウォンに達し、今後さらに拡大する可能性がある。まず被害が明らかなものについて提訴した」としている。

同社代理人の弁護士は「今回の訴訟は単純な被害回復にとどまらず、エンターテインメント分野の公正な取引秩序を確立する重要な契機になりうる」と話した。

FIFTY FIFTYは今年2月24日に発売した「Cupid(キューピッド)」でデビュー。米ビルボードメインシングルチャート「ホット100」で最高17位、25週チャートインの記録をつくった。

しかし、メンバー4人がATTRAKTとの専属契約の効力停止を申請し、活動を中断。しかし、裁判所は訴えを認めず、メンバーのキナだけが抗告を取り下げて同社に復帰した。同社はこの審判の終結を受けてセナ、シオ、アランとの専属契約を解約している。

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