韓国の元コメディアンが明かした“文字で記すのがはばかられる”壮絶パワハラ
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【12月31日 KOREA WAVE】韓国のコメディアン出身で今は自営業のキム・ジュホ氏が、過去にテレビ局プロデューサーから虐待のようなパワハラを受けたことを明らかにし、波紋を呼んでいる。
韓国のさまざまなオンラインコミュニティ掲示板に最近、「某番組プロデューサーのパワハラのために引退したコメディアン」という投稿があった。そこにはコメディアン出身のキム・ジュホ氏が2年前、ユーチューブチャンネルで話した内容が記されている。
それによると、キム氏は「コメディアンの仕事で最も大変だったこと」として「関係者の機嫌を取ることだった」と明らかにした。「イベントの仕事を一つもらうためには、お金のある方のところに行って機嫌取りをしなければならない。そんなことをしているうち、私自身をとてもみすぼらしい存在に思えるようになった」そうだ。
コメディアンを引退した理由について、キム氏が言及したのは「時間探検隊」という番組を撮影した際のプロデューサーの指示だった。
「監督が『リアルであること』をすごく強調した。照明一つもなく、真っ暗な場所で眼鏡を外して撮影した。途中、崖から落ちて首が折れた」
「(番組で)急に『人糞を食べろ』と言われた。王様の糞を食べて健康状態をチェックしたという歴史の考証がテーマだった。『食べろ』と言われて食べたが、とても気持ちが悪かった。プロデューサーだけを信じていたのに、なぜそんなことをさせたのかわからない。味噌にコチュジャンを少し混ぜれば糞みたいになり、演技ができるのに、本物を食べさせて、その反応をとらえることを望んだようだ。虫も食べた。尿で顔も洗った」
後者は放送には流されなかったという。
この話に接したネットユーザーらは「パワハラではなく犯罪ではないか」「今からでも告訴できないのか?」「虐待的だ」「衝撃的だ」という反応を見せた。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News