【12月29日 AFP】23NFLは28日、第17週の試合が行われ、クリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)が37-20でニューヨーク・ジェッツ(New York Jets)を下し、ポストシーズン進出を決めた。

 ブラウンズは11月にスターQBのデショーン・ワトソン(Deshaun Watson)が肩を痛めてシーズン絶望となり、プレーオフ出場が厳しくなったと思われたが、そこから今季開幕時は所属チームのなかった38歳のジョー・フラッコ(Joe Flacco)が大活躍。チームは負傷者が続出し、フラッコは今季4人目の先発QBだったが、かつての輝きを取り戻すような働きを見せている。

 ボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)時代にスーパーボウル最優秀選手(MVP)に輝いた実績を持つフラッコは、この日も309ヤードを投げて3本のタッチダウンパスを通し、チームを勝利に導いた。

 ブラウンズはこれで今季11勝5敗とし、フラッコが先発した試合では4勝1敗となった。最低でもワイルドカードが確定し、現在レイヴンズが首位に立つAFC北地区優勝の可能性も残している。(c)AFP