【12月6日 AFP】ラグビー日本代表の堀江翔太(Shota Horie)が5日、今季限りでの現役引退を表明した。

 堀江は会見で、「1年半前くらいに、W杯の結果が良かろうが、悪かろうが、このシーズンで引退しようと思っていた」と明かした。

 2015年のW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)では、スプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)に勝利した「ブライトン(Brighton)の奇跡」の一戦でプレーし、2019年の日本大会(Rugby World Cup 2019)では初の8強入りに貢献。今年のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)でのアルゼンチン戦が代表最後の出場となった。

 W杯は通算4大会出場、代表通算76試合でプレーした。束ねた長いドレッドヘアで一目見ればすぐわかる堀江はファンから高い人気を誇っている。

 ジャパンラグビーリーグワン1部の埼玉パナソニックワイルドナイツ(Saitama Panasonic Wild Knights)でプレーする堀江は、国内リーグの年間最優秀選手に2度選出されており、スーパーラグビー(Super Rugby)ではメルボルン・レベルズ(Melbourne Rebels)や東京に拠点を置いたサンウルブズ(Sunwolves)でもプレーした。(c)AFP