【12月5日 AFP】ラグビーフィジー代表で、世界各国からの招待選手で構成されるバーバリアンズ(Barbarians)のメンバーであるLOアピ・ラトゥニヤラワ(Api Ratuniyarawa、37)被告が4日、英カーディフ刑事法院(Cardiff Crown Court)に出廷し、一連の性的暴行で有罪を認めた。

 ラトゥニヤラワ被告は10月31日から11月2日かけて女性3人に暴行を加えたとされており、裁判では2件の挿入による暴行、及び1件の性的暴行で有罪を認めた。カーディフのプリンシパリティ・スタジアム(Principality Stadium)で行われた4日のウェールズ戦では、バーバリアンズとしてベンチ入りする予定だった。

 弁護人は、子ども4人の父親で既婚者であるラトゥニヤラワ被告について、バーバリアンズでの出場が新たな契約につながることを望んでいたと述べた。また、犯行は「主にアルコール摂取から生じたもの」であると主張した。

 裁判官は条件付きで同選手を保釈し、来年1月9日の判決まで性犯罪者登録に置いた。

 ラトゥニヤラワ被告はイングランド・プレミアシップのロンドン・アイリッシュ(London Irish)が資金難で資格停止となった後、短期的に仏トップ14のバイヨンヌ(Bayonne)に加入していた。(c)AFP