【11月28日 AFP】ラグビーニュージーランド代表FLサム・ケイン(Sam Cane)が28日、ジャパンラグビーリーグワン1部の東京サントリーサンゴリアス(Tokyo Suntory Sungoliath)入団会見に臨み、日本で選手として「進化」したいと抱負を語った。

 W杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)でオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)の主将を務めたケインは、母国以外に拠点を置くチームでプレーした経験はなく、日本への移籍は「ラグビー選手としての自分を試す」ものになると考えている。

 都内での会見でケインは「スピードや敏捷性といった自分の腕前をもっと良くしたいと思っている部分が、すべてこのリーグで求められている。実力を進化させることができるかが試されるし、それを本当に楽しみにしている」と述べた。

 ケインとともに、南アフリカ代表のWTBチェスリン・コルビ(Cheslin Kolbe)もサンゴリアスに加入した。

 フランスW杯では2トライを挙げた快速自慢のコルビはスプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)のチームメートとの対戦を楽しみにしているとし、「それがこのリーグのエキサイティングなポイントの一つ。日本のトップ選手や海外からの多くの選手と対戦できる」と会見で述べた。

 今季のラグビーリーグワンの新戦力には、ワールドラグビー(World Rugby)の年間最優秀選手に選出されたニュージーランド代表のアーディ・サベア(Ardie Savea)や同胞のリッチー・モウンガ(Richie Mo'unga)、ボーデン・バレット(Beauden Barrett)らもいる。(c)AFP