【11月21日 AFP】ラグビーフランス代表主将のアントワーヌ・デュポン(Antoine Dupont)は20日、来夏のパリ五輪に母国代表として出場するためには「犠牲」を払う必要があると述べた。

 デュポンは先週、五輪の7人制ラグビーへの準備に集中するため、今季クラブシーズンの一部とシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2024)を欠場すると表明していた。

 来年2月にカナダ・バンクーバー(Vancouver)、3月に米国・ロサンゼルスで行われるワールドラグビーセブンズシリーズ(World Rugby Sevens Series)出場に向け、デュポンは1月から代表チームに合流することになっている。

 2021年に続いて自身2度目となる仏リーグ・トップ14の年間最優秀選手に選出されたデュポンは、「このチームでの起用についてはずっと話し合いが続いていた。状況を調整しなければならないし、シーズンが終わるまで毎週末すべての試合に出場することはできない」と述べた。

「五輪でメダルを争うことは本当にモチベーションになる。(五輪代表)チームと時間を過ごすためには、犠牲を払わなければならない」

 27歳のデュポンは昨季、スタッド・トゥールーザン(Stade Toulousain)の最多22度目となる優勝に貢献した。(c)AFP