【11月20日 AFP】23NFLは19日、第11週の試合が行われ、デトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)はシカゴ・ベアーズ(Chicago Bears)を31‐26で下し、劇的な逆転勝利を飾った。

 ホームのライオンズはQBジャレッド・ゴフ(Jared Goff)が3度インターセプトを喫し、試合時間残り約4分で14‐26とベアーズにリードを許していた。しかし、そこから一挙17点を奪って勝利し、今季の成績を8勝2敗に伸ばしてナショナル・カンファレンス(NFC)北地区首位を走っている。

 一方、ダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)とサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)は快勝を収め、プレーオフ進出に向けて勢いを維持している。

 カウボーイズは今季わずか1勝にとどまっているカロライナ・パンサーズ(Carolina Panthers)を33‐10で退け、NFC東地区で首位に立つフィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)を追いかけている。カウボーイズが7勝3敗とする中、8勝1敗のイーグルスは20日にカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)との試合を控えている。

 フォーティナイナーズはQBブロック・パーディ(Brock Purdy)が4回サックを受けながらも3本のタッチダウンパスを通して333ヤードを獲得し、27‐14でタンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)に勝利。7勝3敗としたフォーティナイナーズは、同日の試合でロサンゼルス・ラムズ(Los Angeles Rams)に16‐17で敗れ、6勝4敗となったシアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)に1ゲーム差をつけ、NFC西地区の首位に立った。

 デンバー・ブロンコス(Denver Broncos)は、残り1分3秒でQBラッセル・ウィルソン(Russell Wilson)がコートランド・サットン(Courtland Sutton)に15ヤードの決勝タッチダウンパスを通し、21‐20でミネソタ・バイキングス(Minnesota Vikings)を下した。

 またバッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)は、QBジョシュ・アレン(Josh Allen)が3本のタッチダウンパスを投げて32‐6でニューヨーク・ジェッツ(New York Jets)に快勝し、6勝5敗としてアメリカン・カンファレンス(AFC)東地区でのプレーオフ争いに踏みとどまった。(c)AFP