メッシは「筋肉疲労」で欠場、マイアミ大敗でPO進出が厳しく
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【9月17日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)、インテル・マイアミ(Inter Miami)のヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督は16日、リオネル・メッシ(Lionel Messi)が「筋肉の疲労」を抱えていると明かし、復帰を急がせるつもりはないと語った。チームはこの日アトランタ・ユナイテッド(Atlanta United)に2-5で敗れ、リーグ戦のプレーオフ進出に打撃を受けた。
スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)やアルゼンチン代表チームで指揮官を務めた経歴を持つマルティーノ監督は、メッシがアトランタ戦でプレーするのは「非常に無謀」だったと述べた。
マイアミは27日にヒューストン・ダイナモFC(Houston Dynamo FC)とのUSオープンカップ(2023 Lamar Hunt U.S. Open Cup)決勝を控えており、マルティーノ監督はチームにとって今季二つ目のトロフィー獲得に向けて集中していると語った。
この日はメッシのバルセロナ時代のチームメートであるジョルディ・アルバ(Jordi Alba)も試合を欠場しており、「彼らはあす(17日)は練習に参加する予定で、日々様子を見ていく。メッシのトレーニング方法に関するわれわれの方針は何も変わらないし、何も急ぐことはない」とも明かした。
イースタンカンファレンスで下から2番目の14位に沈むマイアミは、20日に同最下位のトロントFC(Toronto FC)をホームに迎えるが、マルティーノ監督は「彼(メッシ)が元気で自信があればプレーは可能だが、そうでなければもう数日ほど待つことになるだろう」と述べた。
マイアミは7月にメッシやスペイン人ペアのアルバとセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)が加入して以来、公式戦で12戦無敗を維持していたが、この日の敗戦でプレーオフ出場圏内のカンファレンス上位9チームに入るのはさらに厳しくなった。
アルゼンチン代表のメッシは、12日に行われた2026年サッカーW杯北中米大会(2026 World Cup)南米予選のボリビア戦も欠場したが、チームには帯同してベンチから試合を見守った。(c)AFP