スペイン連盟会長のキスは「あってはならないこと」 FIFA会長が苦言
発信地:パリ/フランス
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【9月1日 AFP】スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス(Luis Rubiales)会長が同国代表のヘニフェル・エルモソ(Jennifer Hermoso)の唇に一方的にキスをした問題について、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長は31日、「あってはならないこと」だと苦言を呈した。
インファンティーノ会長はこの日、スペインが優勝した女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)の表彰式で起きた騒動について初めて言及し、ルビアレス会長の振る舞いによって「最高の王者にふさわしい祝福の場が、試合終了後の出来事で台無しにされた。そして、ここ数日も影響が出続けている。あんなことはあってはならないことだ」とインスタグラム(Instagram)に投稿した。
豪シドニーで行われたW杯決勝から4日後の8月24日、FIFAはルビアレス会長への懲戒手続きを開始した。さらに、現在もこの問題の調査が行われている中で、同会長に暫定資格処分を言い渡し、90日間にわたる国内外のサッカー活動を禁止した。(c)AFP/Rik Sharma