メッシ、MLSデビュー戦で決勝ゴール 終了間際にFK弾
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【7月22日 AFP】(更新)米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミ(Inter Miami)に加入したアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)は21日、リーグスカップ(Leagues Cup 2023)のクルス・アスル(Cruz Azul、メキシコ)戦でデビューを果たし、終了間際に決勝ゴールを決めた。インテル・マイアミは2-1で勝利した。
メッシはスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)時代にチームメートだったセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)と共に54分から途中出場。1-1の同点で迎えた後半アディショナルタイム4分、ペナルティーエリアの少し外で絶好のFKのチャンスを得ると、カーブのかかったシュートをゴール上隅に突き刺した。
満員の2万人が詰めかけた本拠地DRV・PNKスタジアム(DRV PNK Stadium)は沸き立ち、中にはピッチに侵入して警備員に連れ出されるファンもいた。熱狂的なサポーターが占めるゴール裏では、チームカラーのピンク色の発煙筒がたかれた。
メッシは試合後、「このようなスタートを切り、みんなに勝利を届けたいと思っていた」とコメント。チームがリーグ戦で11試合勝利がなく最下位に沈む中で、「別の大会ではあるが、勝ち始めることができたのは大きい。自信の面でも勝利は非常に大切」と喜んだ。
インテル・マイアミの共同オーナーを務める元イングランド代表のデビッド・ベッカム(David Beckham)氏は、「FKを獲得した瞬間にこうなる運命だったのだと思った」と明かすと、「ファンにとってもエキサイティングな夜になった。スタジアムにいたすべての人にとって、夢のような瞬間になった」と話した。(c)AFP/Simon EVANS