【6月14日 Xinhua News】中国湖北省(Hubei)の武漢大学(Wuhan University)水利水電学院は10日、スマート水利学科の設立大会を開催し、「スマート水利専攻」のプレート除幕式を行った。

 同大学スマート水利専攻は水利工程(水力工学)学科を基に、クラウドコンピューティング、モノのインターネット(IoT)、ビッグデータ、人工知能(AI)、電子情報、工程管理(エンジニアリングマネジメント)などの専攻を統合して作り上げた新しい工科専攻課程で、現代の情報技術と水利専攻の基礎を兼ね備えた学際的な複合型人材育成に重点を置き、今年9月から学生を募集する。

 同大学水利水電学院の熊立華(Xiong Lihua)院長は、「より優れた専攻の整備・構築を推進するため、学院はスマート水利学科を立ち上げ、優秀な教師17人を選任した。今後も業界のスマート分野の専門家やIT分野をリードする技術人材などを招き、学際的で優秀な教師チームの構築に力を入れていく」と述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News