【6月13日 AFP】サッカーフランス代表のFWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が、所属する同国リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に23-24シーズン後の1年間の契約延長オプションを行使しない意向を12日に書簡で伝えたと、交渉に近い筋が明かした。

 仏スポーツ日刊紙レキップ(L'Equipe)は、これによりエムバペが今夏の移籍市場で退団する可能性もあると伝え、同筋も報道内容を認めた。

 エムバペは約1年前にスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)行きを断り、周囲の予想に反してPSG残留を選択。先月行われたリーグ1の年間表彰式で去就について問われた際には「来季もここにいる」と答えていた。

 しかし、PSG側としては市場価値の高いエムバペを契約満了に伴いフリーで放出することは望まないとみられ、7月末までに上層部とエムバペの交渉が決裂した場合は移籍する可能性も出てきている。(c)AFP