【4月11日 AFP】イングランド・プレミアリーグのレスター・シティ（Leicester City）は10日、ディーン・スミス（Dean Smith）氏が今季終了まで指揮官を務めると発表した。

　アストン・ビラ（Aston Villa）やノリッジ・シティ（Norwich City）の元指揮官を務めたスミス氏は、チームが残留争いに陥って2日に解任されたブレンダン・ロジャーズ（Brendan Rodgers）前監督の後任に就く。

　スミス氏は、2014年以来となるチャンピオンシップリーグ（2部）降格を避けるべく、レスターの今季残り8試合で指揮を執る。レスターは8日、同じく残留を争っているボーンマス（AFC Bournemouth）にホームで0-1で敗れ、残留圏と勝ち点2差の19位となっている。

　スミス新監督は、「目の前の課題は明確で、私やコーチングスタッフも過去に経験をしたことだ。このチームのクオリティーや残り試合数を考えれば、達成は十分に可能だ」とし、「最初の仕事は自信を取り戻してチームに信念を植え付けることで、今週選手たちと仕事をするのが楽しみだ」と述べた。

　スミス新監督のコーチングスタッフには、チェルシー（Chelsea）やイングランド代表で主将を務め、ビラ時代にスミス氏のアシスタントコーチを務めたジョン・テリー（John Terry）氏が入る。

　初陣は、15日に行われる敵地でのマンチェスター・シティ（Manchester City）戦となっている。(c)AFP