【10月28日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)は27日、グループステージ第5節が各地で行われ、E組のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のゴールなどでFCシェリフ・ティラスポリ(FC Sheriff Tiraspol)を3-0で下した。

 ロナウドは前週の試合で途中出場を拒んで無断退席し、引き分けに終わった22日のチェルシー(Chelsea)戦では登録メンバー外となっていたが、今週に入って全体練習への合流を許可され、この日が復帰戦だった。

 チームはディオゴ・ダロト(Diogo Dalot)とマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)にもゴールが生まれ、勝ち上がりを決めた。

 ユナイテッドのエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督は、英BTスポーツ(BT Sport)に「ロナウドのゴールを見られて素晴らしかった」と語り、「彼はチャンスを演出し、チームも彼のためにチャンスをつくった。彼に決めきる能力があるのは分かっている」と続けた。

「彼にはゴールが必要だった。これでより多くのゴールが生まれると思う」

 同組の他の試合では、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)がオモニア・ニコシア(Omonia Nicosia)を2-0で下し、首位の座をキープしている。

 一方、すでに16強入りを決めているグループAのアーセナル(Arsenal)はPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)に0-2で敗れ、今大会初黒星を喫した。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部で首位を走るグループDのウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)はSCブラガ(SC Braga)に1-0で勝利し、勝ち上がりの可能性をつないだ。(c)AFP