【8月1日 AFP】北アフリカ・アルジェリアのアブデルマジド・テブン(Abdelmadjid Tebboune)大統領は7月31日、ロシアや中国など新興5か国でつくる経済グループ「BRICS」に加盟する可能性を示唆した。

 アルジェリアはアフリカ最大の天然ガス輸出国。テブン大統領は同日夜にテレビ放送されたインタビューで、BRICSが「経済・政治勢力の一つになっている」と述べ、従来の大国間組織に代わるものとして「BRICSに関心がある」と述べた。

 テブン氏は、焦る必要はないとしながらも「朗報」があるだろうと発言した。

 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカから成るBRICS5か国の国内総生産(GDP)は現在、世界全体の4分の1を占めている。

 テブン氏は6月末に開催されたBRICSのオンライン首脳会議に出席。この会議でロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、西側諸国の「利己的な行動」への対応に協力するよう呼び掛けていた。

 ウクライナ侵攻をめぐる対ロ制裁を受け、プーチン氏は新たな市場開拓や、アフリカ、アジア諸国との関係強化を迫られている。

 3月の国連総会(UN General Assembly)では、ロシアに対しウクライナからの即時撤退を求める決議が圧倒的多数で可決されたが、その採択には中国、インド、南アフリカに加え、アルジェリアも棄権していた。(c)AFP