共同繁栄へのチャンスの道 中国
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【12月11日 People’s Daily】「『一帯一路(Belt and Road)』共同建設を通じて、国内各地域の開放レベルを高め、開放分野を拡大し、制度面での開放を推進し、幅広い友達の輪を構築し、共同発展を促進する新たな道を模索し、共に建設を行う国々との互恵・ウィンウィンを実現した」。習近平(Xi Jinping)総書記は11月19日、北京で第3回「一帯一路」建設座談会に出席し、重要講話を行った。「一帯一路」共同建設で得た重要な成果と経験・啓示を体系的に総括し、「一帯一路」共同建設が直面している新しい情勢を科学的に分析し、「一帯一路」共同建設の質の高い発展の引き続いての推進に明確な要求を提出し、新時代の中国が「一帯一路」の共同建設を通じてハイレベルの開放を引き続き拡大し、世界と発展のチャンスを分かち合い、人類運命共同体の構築を推進する確固たる決意と大国の責任感を示している。
利益への道は、一連の流れに従って実践される。2013年秋、平和、発展、協力、ウィンウィンの時代の流れに順応し、習主席は「一帯一路」共同建設という重要な提案を打ち出した。8年余りの間に、中国は共同協議・共同建設・共同享受の原則を堅持し、インフラの「ハード面の相互連結」を重要な方向とし、ルール・基準の「ソフト面の相互連結」を重要な支えとし、共に建設を行う国々の人々の「心の連結」を重要な土台として、「一帯一路」共同建設の質の高い発展を推し進め、確かで優れた成果を挙げてきた。今、「一帯一路」は広く人々に受け入れられている国際公共財で、最大規模の協力プラットフォームとなっている。2021年11月までに、中国はすでに140か国、32の国際組織と「一帯一路」共同建設のための協力文書200件余りに調印した。日本、イタリアなど14か国と第三者市場協力文書に調印した。関連の協力理念や主張は国連、G20・アジア太平洋経済協力会議(APEC)、上海協力機構(SCO)などの重要な国際メカニズムの成果文書に書き込まれている。「一帯一路」の「友達の輪」はますます大きくなり、協力の質はますます高まり、発展の見通しはますます良好になっている。
発展という最大公約数をしっかりとつかみ、「一帯一路」共同建設は沿線諸国の人々に幸福をもたらし、世界の開放・協力、共に発展・繁栄を促進する中国案となる。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)に直面し、中国は沿線諸国と運命を共にする絆を引き締め、「健康なシルクロード」を共につくり上げ、新型コロナと闘うために力を合わせる。中国は沿線諸国と互恵・ウィンウィンのチャンスを共有し、経済貿易・投資協力を深め、世界経済の回復に助力を加える。中国は沿線諸国と共同発展の自信を固め、経済発展のエネルギーを放出し、各国の人々に幸福をもたらすために活力を奮い立たせる。「一帯一路」はすでに団結して挑戦に対応する協力の道、人々の健康と安全を守る健康の道、経済・社会の回復を促進する回復の道、発展の潜在力を放出する成長の道となっている。
社会主義現代化国家の全面的建設の新たな征途に就く中国は、共同協議・共同建設・共同享受の原則を引き続き堅持し、沿線諸国との政治的相互信頼や、相互接続、貿易の円滑化、資金の融通、人文交流を深め、「一帯一路」共同建設の質の高い発展を推進し、中国の新たな発展で世界に新たなチャンスを提供していく。(c)People’s Daily/AFPBB News