吉利汽車、中間期売上高22%増
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【9月1日 Xinhua News】中国自動大手の吉利汽車がこのほど発表した2021年12月期中間決算は、売上高が前年同期比22%増の450億元(1元=約17円)、株式報酬を除く利益が31%増の30億2千万元、純利益が24億1千万元だった。
販売台数は約19%増の63万237台。うち、高級車ブランド「領克(Lynk&Co)」は97%増の10万7873台だった。1台当たりの売上高は8万4184元で10%増加した。合弁会社(領克、吉致汽車金融)の純利益は62%増加し、うち領克は2・4倍、吉致汽車金融は41%増だった。
新エネルギー車(NEV)分野では、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の販売台数が前年同期の2・9倍になった。
1~6月の輸出台数は2・7倍の5万3422台だった。
今後の見通しについては、下半期(7~12月)も新型コロナウイルスとチップ不足による不確実性が存在すると指摘。製品を引き続き改善し、プラットフォーム化された製品配置を進め、海外市場を積極的に開拓し、EVとPHVの販売台数をさらに増やすことで、153万台の年間販売目標を維持するとした。(c)Xinhua News/AFPBB News