サバレンカがナショナルバンクOP4強入り、アザレンカとの同胞対決制す
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【8月14日 AFP】テニス、ナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2021)は13日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)は6-2、6-4で第8シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)との同胞対決を制し、ベスト4入りを果たした。
通算2度の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)制覇を誇る32歳のアザレンカは、約5年間遠ざかっている世界ランクトップ10への返り咲きが阻止された。
一方、約1時間20分で試合を制したサバレンカは、この日7本のサービスエースを記録した。アザレンカとの直接対決の通算戦績も、昨年のオストラバ・オープン(J&T Banka Ostrava Open 2020)での勝利を含めて3勝1敗に更新した。
サバレンカが準々決勝でプレーするのは今季8回目で、世界1位のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)とともにトップに並んだ。
第4シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)は、スペインのサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo)に6-4、6-0で快勝。決勝進出を懸けて激突するサバレンカには、直近のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)準決勝で勝利を収めている。
ボトムハーフのドローでは、第15シードのコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)が相手のマッチポイントを2本しのぎながらも、イタリアのカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi)に4-6、6-7(2-7)で敗れた。
ジョルジが14日の準決勝で対戦するのは、米国のジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula)に決定。今年の全豪オープンで8強入りを果たしているペグラは、第13シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)のサービスゲームを4度ブレークするなどし、約1時間半の末に1-6、7-6(7-4)、6-0で競り勝った。(c)AFP